ロッテ激闘黒星 伊東監督「どっと疲れが」
「ロッテ2-5オリックス」(21日、QVC)
ことごとく決定打を欠いた。今季初の延長戦。4時間51分の激闘も無念の敗戦となった。ロッテ・伊東監督は「どっと疲れが出るね」と厳しい表情を浮かべた。
再三訪れた絶好機。延長十回には1死一、二塁で今江が最悪の投ゴロ併殺。十一回には1死一塁からデスパイネが遊飛に倒れ、押せ押せムードもしぼんだ。この日は打線を組み替えた。来日以来、調子の上がらないデスパイネを「もっと気楽に打って欲しい」(伊東監督)と7番に配置。今江を4番に戻したが、皮肉にもその2人がブレーキとなった。
指揮官は「打つべき人が打たないと、なかなか点には結びつかない」と唇をかんだ。これでチームは借金1。このまま後退するわけにはいかない。