楽天が２４日からの３連戦の相手・ロッテに対する“あいさつ自粛令”を発令した。ロッテは選手、スタッフを含め複数人がインフルエンザに感染。２３日には主軸の角中が感染したことも明らかになった。大久保監督は「結構（感染者が）いるみたいだね」と心配し「裏方さんも含めて（自粛を）徹底した」と話した。

　ロッテは１９日に金森が感染。さらに複数のスタッフにも感染が確認された。「上下関係もあるのは分かるんだけど、向こうも移したくないだろうしね」と指揮官。自軍への感染を防ぐべく、今回の３連戦に限り、グラウンド内外での接触を自粛させる方針を決めた。

　楽天は２月１日に塩見がインフルエンザに感染したが、チームへの広がりは防いだ。指揮官は「オレは予防接種も受けたことはないし、かかったこともない」と話したが、万が一の可能性を排除する。球団は報道陣に対しても手洗いとうがいの徹底を要請し、マスクを用意する考えも示した。球団を挙げて、感染阻止を徹底していく。