ソフトため息…拙攻響き引き分け
「ソフトバンク3-3西武」(24日、ヤフオク)
ソフトバンクの2試合連続サヨナラ勝ちへの期待感は、ため息に変わった。延長十二回無死満塁。高谷の左翼定位置やや左への飛球でタッチアップした三走・川島が本塁で憤死。塚田は空振り三振に倒れ、4時間2分の総力戦は引き分けに終わった。
「(川島は)うまくブロックされたし、送球もきっちり投げてきた。あれでアウトはしょうがない」。試合後の工藤監督はさばさばと振り返った。九回からは毎回得点圏に走者を送ったが、ホームは遠かった。
今季最多タイ14安打を放ちながらも15残塁。指揮官は「負けたわけじゃないんだから。明日頑張りましょう」。工藤監督は声を張り上げて、試合後の会見を締めくくった。