楽天レギュラー野手ローテ休養で9連戦
28日から今季初の9連戦を控える楽天・大久保博元監督(48)が27日、レギュラー野手を“ローテーション起用”する考えを明かした。チームはこの日、大阪へ移動。仙台空港で取材に応じた指揮官は「(9連戦は)ヤマ場はヤマ場だけど、シーズンは長い。休ませながらやっていく」と話した。
“ローテ”の対象となるのは右翼・松井稼、遊撃・後藤、二塁・藤田、捕手・嶋の4人。今回の9連戦は大阪、仙台、札幌が舞台。ゴールデンウイーク中でデーゲームとナイターも入り交じることから、対戦投手の相性なども見ながら適宜、休ませていく方針だ。
現在、チームは10勝11敗2分けの4位。「やることをきっちりとやっていれば、勝ち越しはいけると思う」と9連戦を勝ち越しての勝率5割復帰を見据えた。常々「球宴まで5割ぐらいでいって、勝負は8、9、10月」と話す指揮官。夏場へ向け、主力野手の疲労をとどめながら戦っていく。