オリ今季2度目5連敗で再び借金12に
「オリックス3-8日本ハム」(8日、京セラ)
けがで離脱していたスラッガーたちが、ようやく帰ってきた。しかし、結果は対照的に暗いものになってしまった。オリックは投手陣が序盤から失点を重ねて大敗。今季2度目の5連敗で、借金は4月15日以来となる今季最多タイの12に逆戻りだ。
右太もも裏肉離れから復帰した中島は2安打をマーク。しかし、2-8の六回1死満塁で、外角のきわどい球をストライクとコールされて見逃し三振。判定に不満を隠せず球審に詰め寄り、あわてて福良ヘッドコーチが止めに入る一触即発の事態になった。
一方、左膝を痛めていたブランコは状態が気掛かりだ。四回は見逃し三振に倒れるなど、3打数無安打。打撃練習では患部をかばうような動きが見られ、柵越えもなかった。
2人が復帰したことで、森脇監督は「一気に集中して攻め込んでいければ機能すると思う」と前向きな言葉を口にした。ただ、なかなか心から笑える日はやって来ない。