谷繁竜 四死球絡みで自滅…再び借金

 「DeNA6-3中日」(13日、横浜)

 勢いよく秋田から乗り込んだはずの中日が、横浜で自滅した。先発の山井にしても、決勝2ランを許した田島にしても四死球絡み。首位に立つDeNAに逆転負けを食らって、再び借金1となった。

 試合後の谷繁監督兼選手は「打たれる打たれないじゃなくて、2球で2点ですからね。死球の次にホームラン。結果的には最悪です」と険しい表情。同点の七回、2番手・田島が1死から高城に死球を許した直後、石川に初球の内角148キロを右翼スタンドに運ばれた。

 「2球とも逆球でした。防げるはずなのに…。投げ方が悪かったです」とうなだれた田島は7試合ぶりの失点。ここまで好投を続けてきただけに責められないが、悔やまれる点の取られ方だった。

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