楽天森背信… 踏ん張れず即降格
「オリックス8-6楽天」(13日、京セラ)
楽天・大久保監督の“親心”に応えることができなかった。3年目のドラ1左腕・森は三回までに6点を失いながらも、四回の攻撃で同点となり続投。だが、先頭の西野にストレートの四球を出し、交代を命じられた。指揮官は「立ち直ってくれと思ったが、ストレートの四球だろ」と苦い顔。2軍で4勝0敗、防御率1・24の好成績を引っ提げての今季初登板で7失点を喫した20歳は「援護してくれたのに、悔しい」と肩を落とした。
試合後には2軍降格が決定。指揮官は「一番不安だったところが出てしまった」と振り返り「実力の違いを感じるのも大事。勉強になったんじゃない」と、もう一度立ち上がってくることを期待した。