プロ野球１２球団と日本野球機構（ＮＰＢ）は１４日、「マツダオールスターゲーム２０１５」の開催要項を発表した。第１戦は７月１７日に東京ドームで午後７時から、第２戦は同１８日にマツダスタジムで午後６時３０分から行われる。出場選手はセ、パ両リーグ２８人ずつで、ファン投票、選手間投票、監督推薦で選出。監督は昨季リーグ優勝チームの監督で、全セは巨人・原監督、全パはソフトバンク・工藤監督が指揮を執る。

　発表会見には原、工藤両監督が出席。選出が有力視される日本ハム・大谷、広島・黒田について言及した。

　工藤監督は大谷について「投手は１番最初（先発）。２試合目は打って、守って」と二刀流起用に乗り気。「第１戦はファン投票で選ばれた選手がスタメン」と語る原監督は、黒田について「彼がファン投票で選ばれた場合、彼に限り、どちらで投げるかは言わない方がいい」と、本拠地・マツダスタジアムでの登板を示唆した。

　ファン投票の受け付けは１９日に始まり、６月２０日に締め切られる。最終結果は同２６日、選手間投票は同２９日、監督推薦を含む全出場選手は７月２日に発表される。