ソフト柳田ローズ打法で満弾など6打点

 「ソフトバンク12-4西武」(16日、ヤフオク)

 きっちりと仕上げた。六回、4点を追加し、なお2死満塁。いつもより少し寝かせたバットを小刻みに揺すりながら、ソフトバンク・柳田が獲物を待つ。フルカウント。岡本洋の真ん中高め直球を捉え、左中間テラス席へ放り込んだ。

 「(外野の頭を)越えるかな、どうかな…と思いながら走ってました」。7試合ぶりの6号は今季初、自身3本目の満塁弾だ。初回、無死二、三塁では左越え2点二塁打。合わせて自己最多の1試合6打点をマークした。

 試合前の練習中、藤井打撃コーチとバットの軌道などについて話している中で、思い立った。「きょうはタフィー・ローズでいきます」。近鉄などで活躍した通算464発助っ人にヒントを得て、フォームを修正。すぐに結果を出した。

 ベンチでは工藤監督から「ちょっと詰まった?」と聞かれ、「はい」と返答。指揮官は「パワーもあるんだろうけど、技術もないと飛ばない」と絶賛した。パワー、技術、そして変化を恐れない柔軟性。柳田には無限の魅力がある。

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