龍谷大平安エース高橋2回ピシャリ
「春季高校野球・京都大会準決勝、龍谷大平安4-3福知山成美」(16日、わかさ)
龍谷大平安が福知山成美に勝ち、5季連続の決勝進出を決めた。プロ注目左腕・高橋奎二投手(3年)が八回から登板し、試合を締めた。17日の決勝は立命館と対戦する。
2点リードの八回無死一、二塁。エース・高橋がマウンドに向かうと、球場のボルテージが一気に上がった。センバツ後、公式戦初登板ながら2回無失点、3奪三振で勝利に貢献。チームは京都府では公式戦25連勝だ。
「先輩たちがずっと負けてこなかった。それを守りたかった」と明かした原田監督。高橋は八回に失点したことに「力みがあった。ああいう場面でしっかり抑えないと」と課題を口にしたが、直球は最速143キロをマーク。ネット裏から見守った広島・鞘師スカウトは「しっかり腕が振れている。関西の左投手ではNo.1」と高評価していた。