ロッテ清田止まったプロ野球記録届かず
「楽天3-2ロッテ」(17日、コボスタ)
あと一歩届かなかった。16日・楽天戦で球団新記録の4試合連続猛打賞を達成したロッテ・清田は、2003年・井口(ダイエー)らが持つ5試合連続のプロ野球記録に挑んだが、2安打にとどまった。
第2打席で投手内野安打、第4打席で右前打を放つ。あと1本出れば金字塔。期待に胸が膨らんだ九回1死一塁、カウント1-2から則本の142キロ直球に狙いを定めたが、詰まった打球は右翼・松井稼のグラブに収まった。「どうにか走者を進めたかったけど、フライを上げてしまった」。チームは連敗で5位転落。「しょうがないです。負けたら悔しい」と自身の記録の話題は封印した。
この5試合で計23打数15安打。自信は深めた。清田は「どんどん塁に出て、チャンスでは僕が走者をかえすつもりで打席に立ちたい」と気持ち切り替えた。