龍谷大平安ミレニアム世代で5季連続V
「高校野球・春季京都大会決勝、龍谷大平安が7-4立命館」(17日、わかさ)
ミレニアム世代の新星が、またも結果を出した。2000年1月19日生まれの龍谷大平安・岡田悠希外野手(1年)が「8番・右翼」で先発出場し、決勝点を演出する安打を放つなど2安打をマーク。原田監督は「夏も計算したいと思っている」と新戦力の台頭に目を細めた。
二回の第1打席で右中間を破る二塁打を放つと、同点に追いつかれた直後の四回無死一塁では決勝点に結びつくつなぎの左前打を放った。準決勝の福知山成美戦では決勝適時打を放っており、同校の京都大会5季連続優勝、26連勝に大きく貢献。ただ入学して2カ月もたたないせいか「平安は強いんだなと感じました」と実感はわかない様子だ。
181センチ、79キロの恵まれた体格を持っており、府中広島2000ヤング時代には中国地方の強豪校からも誘いがあった。それでも昨春センバツで優勝した姿を見て、伝統校の門をくぐった。近畿大会(23日~・彦根)のベンチ入りも確定し、「1年生なんでハキハキと、平安の勝利に貢献できるように頑張りたい」と力を込めた。