ロッテ清田3安打で打率トップ.368
「交流戦、広島10-12ロッテ」(28日、マツダ)
ロッテ・清田の2文字がトップに並んだ。5打席立った八回、規定打席に到達。3安打猛打賞で打率・368とし、ソフトバンク・柳田らを抑え、リーグトップに躍り出た。
「規定打席?全然ピンと来なかったです」。はにかみながら振り返った清田。二回に野村のカットボールを右前にはじき返し同点打。六回には、詰まらされながらも中前にポトリと落とし、打者一巡の猛攻を演じた。
9日の西武戦(QVCマリン)から14試合連続安打。「ストライクゾーンに来た球をしっかり打てている。外のスライダーのボール球を追いかけなくなったのが強み」。表情は控えめながらも、自信を深めつつある。
この日、前夜の試合中に右膝じん帯を痛めたデスパイネが、長期離脱を余儀なくされることが判明。主砲不在の中でも、絶好調男が打線をけん引した。
遠征中は、ファンから贈られた入浴剤をお供に長風呂で故障防止に努める。これまで、2012年の87試合出場が自己最高の清田は、「けがなく1年間戦えるようにしたい」と頼もしそうに話した。