オリドラ1山崎福2被弾…4度目も黒星
「交流戦、オリックス3-6広島」(29日、京セラ)
オリックスドラフト1位・山崎福(明大)が、プロ4度目の先発でも初勝利をつかむことができなかった。
二回に梵、同点に追いついた直後の五回には丸に、それぞれ2ランを浴びた。ともに走者を出した直後の被弾で「立ち上がりからコントロールが甘く、修正できなかった。勝ち越しを許してしまい申し訳ない」と肩を落とした。
開幕1軍スタートも、力を発揮できず4月13日に出場選手登録抹消。この日再昇格し、自己最長タイの5回を投げたが5安打4失点と、勝負どころでの攻め方に課題が残った。
この試合は「Bsオリ姫デー2015」と題し、イベントも行った。しかし打線も含め、女性ファンの声援に応えることはできなかった。森脇監督は山崎福について「丸の(2ランの)1球はもったいなかった。この悔しさをどうにかしてもらいたい」と奮起を促した。
交流戦で広島に敗れるのは2013年5月17日以来。30日にも再び自力優勝の可能性が消滅する危機に立たされた。