G投“崩程式”菅野も登録抹消

 「交流戦、楽天4-3巨人」(31日、コボスタ)

 打たれた瞬間、巨人左翼手の亀井は一瞬で見送った。勝利の方程式の一角、マシソンが延長十回、先頭の中川にソロ本塁打を打たれサヨナラ負け。3カードぶりの負け越しとなったが、原監督は「そういうこともある。相手がちょっと上回ったということ」とマシソンを責めはしなかった。

 先発の高木勇は五回まで無失点も、六回以降につかまった。打線も1点を追う八回無死二塁、吉川の左越え適時二塁打で追いつく粘りを見せたが、2試合連続の延長戦で力尽きた。

 首位DeNAも敗れてゲーム差は1のままで変わらないが、先発投手陣にアクシデントが起きた。試合前に勝利数、防御率ともにリーグトップの菅野が「首の痛み」で出場選手登録抹消。原監督は「正常でないわけだから(再登録までの)10日間を与えるということ」と語った。

 30日には5勝を挙げているポレダが同じく登録を抹消されている。近日中の1軍昇格が確実な内海を入れて5人で回すのか、ローテ陣の再編が急務となった。

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