日本ハム中田が地元広島で先制V打!
「交流戦、広島0-5日本ハム」(3日、マツダ)
故郷で日本ハム・中田がヒーローになった。0-0の四回1死一、二塁。大瀬良の真ん中直球を力強いスイングで打ち返すと、鋭いライナーで中前へ抜けた。中島が生還すると一塁上で表情をほころばせた。
凱旋打となる先制適時打。この一打をきっかけに打線は5得点を奪い快勝した。「1点と取りにいこうという気持ちだった。先制点が取れてよかった。すごくいいピッチャーだからね」と喜びをかみ締めた。
5月はともに自己最多となる10本塁打、28打点をマーク。6月に入っても好調を維持。トップ中村に1打点差に迫る51打点目を挙げた。前日は好物の広島つけ麺を食べ、力を蓄えた主砲。この日、スタンドには兄や友人が訪れた中で価値ある一撃だ。「地元で打てたとか特にない。チームが勝てたことがうれしい」。広島で連勝できたことを一番喜んだ。
チームは今季3度目4連勝。栗山監督は「決めたのは翔だし、久々にいいゲームだった」と頼りになる4番の活躍を喜んだ。