ソフトB柳田が電光掲示板“破壊”弾

 「交流戦、DeNA2-4ソフトバンク」(3日、横浜)

 打った瞬間、番長をのけ反らせた。破壊的なスイング。ソフトバンク・柳田が横浜の夜空に、放物線を殴り書きした。1点を追う六回1死。DeNA・三浦の浮いたスライダーをぶっ放した。中堅方向への打球は、電光掲示板上部を直撃し、跳ね返ってグラウンドへ。推定145メートルの12号ソロだった。

 「真芯、というわけじゃなかったんですが、打った瞬間の手応えはありました。いや、よく飛んでくれましたね」

 打球が当たった箇所の液晶が一時、発光しなくなる現象が発生。あらゆる意味でインパクト大の、ロングドライブだ。延長十一回に明石のスクイズで勝ち越すと、直後には再び柳田が右越えに豪快な13号ソロ。「気楽に打席に入れた。いい結果が出た」と振り返った。

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