オリ借金18…今季ワーストタイ6連敗
「交流戦、巨人1-0オリックス」(4日、東京ド)
勝利どころか、ホームまでがとてつもなく遠い。チーム状態を象徴するような、重苦しい試合だった。
オリックスの先発・ディクソンは7回1失点と好投したが、味方打線は5安打完封負け。マイコラスの緩急に翻弄(ほんろう)され、1点も援護できなかった。
九回は1死満塁まで粘ったものの、最後はT-岡田が相手の好守に阻まれ三ゴロ併殺打。「絶対に決めようと打席に立ったが…。申し訳ない」と声を振り絞った。
2カード連続の3連戦3連敗を喫し、今季ワーストタイの6連敗。借金は18に増えた。1点差試合は2勝17敗。指揮を執って3試合、いまだ勝ち星に恵まれない福良監督代行は「みんな最後まであきらめていなかった。明日へつながると思う」と自らに言い聞かせるように話した。
前日まで5試合で20打数2安打と不調の糸井を1番から6番に下げ、新打順で挑んだ。しかしその糸井も3打数無安打。特効薬にはならなかった。