ソフト武田3年ぶり完封 プロ初安打も
「交流戦、DeNA0-8ソフトバンク」(4日、横浜)
4年目のソフトバンク・武田が初めての横浜スタジアムで投打に躍動した。投げては散発3安打で3年ぶりの完封勝利。打ってはプロ初安打に初打点。「気持ちがいいし、うれしい」と笑みを浮かべた。
一回2死一、三塁のピンチを切り抜け、波に乗った。真っすぐは最速150キロ超。変化球もキレがあった。142球の熱投で自己最多タイの10奪三振。新人だった2012年9月25日のオリックス戦以来の完封に、工藤監督も「自信にしてほしい」と目を細めた。
二回の攻撃では、3点を奪いなお1死三塁で、モスコーソの145キロ真っすぐを詰まりながらも右前に運んだ。「奇跡が起きました」という初安打、初打点だった。
チームは交流戦3カード連続の勝ち越し。今季30勝に到達した。