ヤクルト畠山4戦連発!キング独走16号
「交流戦、ヤクルト9-4ロッテ」(6日、神宮)
16安打9得点の猛攻で連敗を2で止めた。ヤクルト・畠山が球団記録にあと1に迫る4試合連続本塁打を含む3安打の大暴れ。8-4で迎えた七回の先頭打者で、内角高めの直球を左翼席へ運ぶ本塁打争いトップ独走の16号ソロを放ち、トドメを刺した。
「追い込まれたのでコンパクトに打った。いい当たりだった」と満足顔で振り返った畠山。交流戦10試合で7本塁打を量産。「うれしいけど、なんで打てるんですかね。自分自身も怖い」という想定外の絶好調だ。
主砲バレンティンを故障で欠く間に大砲の役割を果たしている5番打者を、杉村チーフ打撃コーチも「向こうの投手がびびっていた。あれだけ打っているから雰囲気がある。今はウチの打線の中心」と絶賛。セ・リーグ7年ぶりの日本人本塁打王になれるか。(洪 経人)