ソフト・寺原3勝目!自ら千金2点打

 「交流戦、巨人2-5ソフトバンク」(7日、東京ド)

 自らの一振りで、白星をたぐり寄せた。2点リードの六回2死満塁で打席にはソフトバンク・寺原。高木勇の初球、144キロの直球を迷いなく振り抜いた打球は中前で弾んだ。2点適時打。一塁上で両手をたたき、ガッツポーズだ。

 打点は横浜時代の2010年4月以来5年ぶり。「僕も投手ですけど、バットを持っている以上はヒットを狙いますよ。2アウトだったし。思い切り振った結果」と話した。

 本業では7回をわずか2安打で1失点。文句なしの3勝目だ。「リズム良く投げられた。大胆にも、丁寧にもいけた」。工藤監督は「今の先発陣のなかで、一番強いボールを投げる。これからも貢献してほしいし、こういう投球が続けば、勝つチャンスは増える」と絶賛した。

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