キヨシDeNA7連敗…4点リードも

 「交流戦、楽天7-5DeNA」(11日、コボスタ)

 連敗脱出の光が、一瞬にして消えた。2点リードの六回。DeNAの2番手岡島が1死から3連続四球後、松井稼に満塁弾を浴びる大乱調。3試合連続逆転負けでカード3連敗を食らい、連敗は今季ワーストタイの7に伸びた。

 「みごとなやられ方だった。選手起用も含めて、私のミス。私の選手起用のせい」。中畑監督は責任を一身に背負った。岡島は「微妙なコントロールがまだ。チェンジアップを2球続けて、1球目はよかったけど、もう1球は(松井稼の)一番好きなコースに入った」と肩を落とした。

 二回までに相手の4失策と乙坂のソロなどで4得点。四回にも加点して、楽勝ムードだった。五回に2点差とされ、六回から継投に入る。ここが落とし穴だった。

 中畑監督は午前中の散歩で、標高約130メートル、急坂を一気に坂を上る青葉城に向かった。「今のチーム状況を考えたら、あえてつらい思いをして上るんだ。苦難を乗り越えるんだ」。前日まで「絶対に行かない」という宣言を撤回。そんな願掛けも実らなかった。

 「小杉がよくなっている。パワーピッチャーがほしいから」と岡島の出場選手登録抹消を示唆。最大11あった貯金は2。交流戦で7つも減らす浪費状態。「あす以降、しっかり勝ちゲームをつくりたい」と現状打破を誓った。

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