オリックス安達“殊勲”のラッキー打
「交流戦、オリックス1-0阪神」(12日、京セラ)
オリックスにとって今季2度目のサヨナラ勝利は、ラッキーな形で舞い降りた。延長十回1死一、二塁。安達の打球が中前へ抜け、二塁走者の中村がスタート。阪神の中堅・柴田が打球をファンブルする間に中村がホームを踏んだ。
打点は付かないものの“殊勲”の安達は「走者が帰れるか不安だったが、よかった。(サヨナラの場面での打席は)初めてなので最高」と笑顔をみせた。
守備でも貢献した。三回、中前へ抜けそうな当たりを2度、好捕。「(山崎)福也に勝ちをつけたかったが、チームが勝ててよかった」と振り返った。
福良監督代行も「二遊間がしっかり守ったし、安達は最後も決めた。本当に大きい勝利」と締めた。交流戦最終カードの初戦を取り、連勝。この勢いでカード3連勝を狙う。