原Gがっくり競り負け…マイコラス悲弾
「交流戦、ロッテ5-4巨人」(12日、QVC)
不慣れな相手との試合、研究不足があだとなったか。巨人先発のマイコラスが七回途中5失点で3敗目。同点の七回無死一塁、清田に左中間へ2ランを打たれて力尽きた。
バントの構えに動揺した。結果はバスター。「バントをしてくると思った。高めの真っすぐを投げ、失敗させようとしたけど、低くなって打たれてしまった」。すぐさまベンチから原監督、斎藤投手コーチが現れ、交代が告げられた。
相手は打率・360と打ちまくっている清田。好調な打撃そのままに、快音を響かせた。原監督は「もしそう(バントだと思った)なら大いに反省。打率が高い、いい打者なんだから。不用意な1球」と厳しく指摘した。
終盤に2点ビハインドを追いつくなど、打線は粘りを見せたが結果的には敗戦。「良くないなりに試合はつくれた。でも頑張っていた中で、本塁打は痛かった」と右腕。清田への1球が、試合の明暗を分けた。
試合後は“美人過ぎる妻”としておなじみとなりつつある、ローレン夫人がチュロスを持って出迎え。それをほおばり、軽くキスを交わすと報道陣の無数のフラッシュが光る。それに苦笑いするマイコラス夫妻。まさに“マイコラス劇場”な夜であった。