オリ3連勝!打線モ~爆16安打15点
「交流戦、オリックス15-1阪神」(13日、京セラ)
関西ダービーで、オリックスがよみがえった。阪神戦は昨季から4連勝。今季最多の16安打で、15点をたたき出した。福良監督代行は、つながりを取り戻した打線に「ゆっくり見ていられた。みんな1人1人が頑張っている」と胸をなで下ろした。
5月26日のDeNA戦以来、16試合ぶりの2桁安打&2桁得点。15点以上を奪うのは、2010年6月7日の広島戦で21得点して以来だ。
主役、脇役の区別ない猛打をみせつけた。金子を好リードした伊藤は、打撃でも自身初の4安打。四回、2連続押し出し四球の後、無死満塁の場面で、代わったばかりの鶴から左前適時打を放った。「みんながチャンスをつないでくれて、おいしいと思って打席に入った」と振り返った。
続く宮崎も走者一掃の左中間二塁打など、自身初の4打点。「(伊藤)光と『打てばヒーローだな』と話していた。楽な気持ちで打席に立った」と振り返った。六回は糸井の7号3ラン、縞田の1号2ランで圧倒した。
京セラドームでの試合では観客実数発表以降最多タイの3万6154人が詰めかけた。そのファンの前で今季2度目の3連勝。福良監督代行は「明日も取る」と宣言。就任以来、初の同一カード3連勝を狙う。