ヤ真中監督「ビリママ」手本に浮上だ
ヤクルト・真中満監督(44)が19日、不良女子高生が1年で偏差値を40上げて慶大に合格する人気小説「ビリギャル」の主人公の母によるエッセー「ビリママ」を読んで20日からの阪神2連戦に臨むことを明かした。
「ビリギャル」を読破済みの真中監督は「娘を見守る親の目線で読んでしまう。愛情と寛大さが娘の背中を押した。ああいう指導ができればいい」と刺激を受けている。数日前に出版関係者から「ビリママ」をもらっており、試合前までに読破するという。
2年連続リーグ最下位からの浮上を図るチームも似た境遇。大混戦のリーグ戦再開初戦へ「ここから粘って、粘って、粘ったら何とかなる。カードの頭は大事」と、野球界の“ビリギャル化”へ気合を入れた。