また5回もたず…ヤクルト石川抹消へ
「阪神4-1ヤクルト」(20日、甲子園)
ヤクルトは阪神・メッセンジャーを打ち崩せず4連敗。広島と同率ながら5月17日以来の最下位に転落した。リーグ戦再開初戦を任された石川は4回2/3で3失点。真中監督は3戦連続で5回もたずに降板したベテラン左腕を登録抹消すると決めた。
石川は二回にマートンにソロを浴びた以外は危なげない投球だったが、1-1で迎えた五回2死一塁で上本に勝ち越し適時打を許し、さらに2死一、二塁のピンチを招いて交代。「あそこで1本止められなかったのは今の実力。調整を含めていろいろ考え直さないと」と唇をかんだ。
指揮官は「(石川のローテは)1回飛ばす。代わりは山中の予定」と明言。最下位転落にも「先はあるので、これからです」と前を向いた。