オリ投壊14失点…ドラ1山崎福ら2軍
「オリックス0-14西武」(20日、ほっと)
オリックス・福良監督代行の言葉もキツくなった。「勝負できていないから話にならない」。今季初の6連勝を目指した試合で今季ワーストの17安打、2012年8月8日・楽天戦(K宮城)以来、3年ぶりとなる14失点。打線は散発5安打の完封負け。試合後には先発のドラフト1位・山崎福(明大)と白仁田、中山の2軍降格を決めた。
矛先は先発の山崎福に向いた。初回、いきなり秋山に四球を与えたところから満塁のピンチ。中村を投ゴロ併殺打に打ち取って、事なきを得たかに見えた。ところが、メヒアに対し、カウント1-2と追い込みながら4球目、甘いチェンジアップを中前にはじき返され先制を許した。二回も先頭への四球から失点すると、次のイニングはなかった。
福良監督代行は山崎福について「慎重になったのか、もっと大胆にいって欲しかった」と苦言を呈した。前回12日の阪神戦(京セラドーム)では勝ち投手になれなかったものの6回2安打無失点の快投を見せた。期待も大きかっただけに乱調は指揮官を失望させた。