日本ハム大谷ブレーキ…3戦7三振
「ソフトバンク4-2日本ハム」(21日、ヤフオク)
日本ハム・大谷のバットが沈黙した。「5番・指名打者」で出場した二刀流だが、4打数無安打3三振。首位攻防3連戦で3連敗を喫し、首位ソフトバンクとのゲーム差は2・5に。「相手よりも自分がよくないです」と悔しさをにじませた。
初回の1打席目は、1点を先制後の2死二塁で回ってきた。だがバンデンハークの151キロ直球に空振り三振。続く四回の2打席目も、1死三塁で空振り三振。チャンスで凡退を繰り返した。
得点力アップを狙い、今回のソフトバンク3連戦は5番でフル出場した。しかし3試合で計12打数1安打、7三振。打撃練習ではヤフオクドームのスタンド上段へ打ち込んでいたが、本番で結果が出ない。打率・175とブレーキになっている大谷に、栗山監督は「大事な試合になればなるほど、主役が働かないといけない」とゲキを飛ばした。
次カードのロッテ2連戦(旭川)では、24日の2戦目で先発登板が濃厚な大谷。「切り替えてやっていきたい」。野手で貢献できなかった悔しさを投手として晴らす。