楽天連勝ストップ 新打線も実らず…
「楽天0-3オリックス」(23日、郡山)
あと1本が出ず、楽天の連勝は「4」で止まった。9安打を放ちながらも、西、平野佳のリレーの前に零封負け。大久保監督は「食らいついていく姿勢は見せたんだけどね」と、サバサバした表情で振り返った。
得点機はつくったが、痛恨のミスも出た。1点を追う五回1死一、三塁。小関のセーフティースクイズは小飛球となり、三走・聖沢も戻れずに併殺。「あそこがポイントだった」。流れをつかみ損ねたことを悔やんだ。
小関は21日のロッテ戦の九回に、この日と同じ状況下でセーフティースクイズを成功させたが、今回は裏目に出た。それでも「小関も年俸が1000万ない選手。失敗を次に生かしてくれればいい」と責めなかった。
最下位のオリックスに敗れ、貯金は「1」に逆戻り。故障者が続出する中、苦しい戦いが続くが「それを言ったらおしまいよ。今いるメンバーで戦うしかない」ときっぱり。24日の山形からの再進撃を誓った。