ソフトバンク松田20号!キングに1差

 「西武6-9ソフトバンク」(25日、西武ド)

 勝負強さを見せつけた。5-5の七回1死一、二塁。ソフトバンク・松田が決勝打を左前に運んだ。二回の20号同点ソロ、三回の中犠飛と合わせ、この試合3打点。「後ろにつなぐ、その思いだけでした」という謙虚な姿勢が、結果に結びついた。

 二回のソロは、24日の九回の中越えソロに続く2打席連発。過去6打数無安打に抑えられていた郭俊麟のスライダーをバックスクリーン左へ。「しっかりと反応して振り抜けた。いいホームラン」と自賛した。

 6月に入って8本塁打を量産。11年の25本、13年の20本に続き、3度目の20号到達となった。69試合目での達成は自身最速。リーグトップの日本ハム・中田、西武・中村に1本差と迫った。

 チームは9得点で快勝。初回、柳田が自己最多を更新する16号ソロを放つと、そこから計13安打を浴びせた。松田は「みんないい状態。置いてけぼりにならないようにという思いでやっている」と相乗効果を強調した。強力打線が本領を発揮し、日本ハム、西武との6試合を5勝1敗で乗り切った。

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