西武・森、球宴最多得票に御礼の一撃
「西武12-4日本ハム」(26日、西武ド)
史上最年少となる19歳で、球宴ファン投票の最多得票を獲得した西武・森が、清き1票を投じてくれたファンに豪快弾で感謝の思いを表した。六回1死二塁から、右越えに13号2ラン。今季7度目の猛打賞のオマケつきで、晴れ舞台への熱い思いを安打で連ねた。
「最多というのは驚いたけど、初めてなのでうれしい。フルスイングでホームランを狙いたい」と意気込んだ和製大砲。その予行演習とばかりに斎藤佑の143キロ直球を右翼席に突き刺した。
高卒2年目の今季は開幕から全試合に出場中。2桁本塁打を放つなど強力打線の一角を担い、ファンの心をつかんだ。チームからは大阪桐蔭高の先輩でもある中村と浅村に加え、リーグ最多安打の秋山も選ばれ、リーグ最多の4人が名を連ねた。「中村さんや浅村さんに負けないように活躍したい」と意欲を示した。
二、三回の2打席連続二塁打を含めて3安打の大暴れ。19安打12得点の大勝を支え、2位躍進に貢献した。