ハム猛暑の首位決戦先勝!2・5差接近

 「日本ハム3-2ソフトバンク」(14日、帯広)

 日本ハムは首位との直接対決2連戦の初戦を制した。先発の吉川は「負けられない相手に一人一人、しっかり向かっていけた。大事な初戦を勝ててうれしい」と声をはずませた。6回1失点で、6月13日以来1カ月ぶりの勝ち星。チームでは大谷に次ぐ7勝目を挙げた。

 最高気温34度の帯広でのデーゲーム。帯広では2年前、ソフトバンクに四回途中KOされた苦い思い出があった。それでも「その時と精神状態は違う。暑さとの勝負もしていたけど、意識せずストライクゾーンで勝負しました」と、強い気持ちで立ち向かった。

 初回1死一、三塁では内川を、四回1死一、二塁では中村晃を、いずれも内角直球で遊ゴロ併殺打に仕留めた。毎回のように得点圏に走者を背負ったが、「粘り強く攻めていけた」。二回は松田、李大浩に大きな当たりを打たれたが、外野から本塁へ吹く強風に戻されて右飛。幸運も味方した。

 チームは5連勝で、ソフトバンクとのゲーム差を2・5差に縮めた。栗山監督は「どうしても頭(初戦)を取りたかった。最後まで攻めて、よく投げてくれた」と吉川をたたえた。前半戦最終戦となる15日は、選手総動員で臨む。この勢いで連勝し、鷹を射程圏に捉える。

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