ソフト工藤監督「あしただ、あした」
「日本ハム3-2ソフトバンク」(14日、帯広)
強い風、舞い上がる砂煙が、今季24度の逆転勝ちを誇る強力打線に影を落としたのかもしれない。ソフトバンクは、相手の5投手を打ち崩せず惜敗。初回、1死一、三塁で遊ゴロ併殺打に倒れた内川は「こういう展開にしたのは自分ですから」と自らを責めた。
好機はつくった。三回は細川の二塁打と本多の内野安打で1死一、三塁としながら、明石と柳田が凡退。五、七回もビッグイニングにはできず、最少得点にとどまった。藤井打撃コーチは相手先発の吉川について「あまりよくなかっただけに、立ち上がりで点が入っていれば…。ボール球にも手を出していた」と首を振った。
「(逆転しそうな雰囲気が)プンプンしていたね」と苦笑いだった工藤監督。「あしただ、あした」と切り替えを強調した。