中日ペレス 牽制で俊足の亀沢刺した
中日の新外国人、ラファエル・ペレス投手(33)が17日、ナゴヤドームで行われたシート打撃に登板。一走・亀沢を連続してけん制でアウトにするマウンドさばきをみせた。
セットポジションに入った左腕が右足を上げると同時に亀沢がスタートを切った。次の瞬間、ホーム方向へ投げると思われたペレスの右足は一塁方向へ。俊足・亀沢をけん制で刺した。
「クイックには自信を持っている。バッターとランナーのタイミングを考えれば、一塁ランナーの動きを抑えられると思っているよ」。首脳陣が亀沢に再度盗塁を指示すると、またもけん制球で刺した。亀沢は「ホームに投げるかと思えばけん制、けん制かと思えばホームに投げられました」とショックを隠せなかった。
シート打撃の結果は打者13人と対戦してヒット性の当たりは2本に抑えた。推定年俸1000万円のドミニカンは、お買い得助っ人かもしれない。