山田20号!ヤクルト連夜爆勝2位タイ
「DeNA3-17ヤクルト」(21日、横浜)
ヤクルトが猛打でDeNAを圧倒した。今季両リーグ最多の22安打を放ち、17点を積み上げた。九回には球団タイ記録となる1イニング11安打を集め、11点を追加。3連勝で首位とゲーム差なしの2位タイに浮上した。
主役は20号3ランを放って本塁打数単独トップに立った山田だ。7-3で迎えた九回1死一、三塁。左腕・林の高めに入ったフォークを逃さず捉えて右翼席へ運んだ。「林さんは逃げる球が多いので、右中間を意識して狙い通り」。2年連続20号到達には「正直ビックリしています。20本も打てると思ってなかったので」と謙虚に話した。
後半戦から4番の畠山が復帰。6試合ぶりに4番から3番に戻った山田は、2試合連続猛打賞となる4安打。真中監督は「後ろに畠山がいると山田と勝負しないといけなくなる。また1、2番が出ることで相手バッテリーが警戒する。そういう状況を多くつくれれば、プレッシャーをかけられて、終盤の攻略につながる」と効果を説明した。後半戦は山田がツバメの推進力になる。