ヤクルト虎に並ばれた…黒田攻略できず
「ヤクルト2-11広島」(28日、神宮)
ヤクルトは投打がかみ合わず、ついに後半戦初黒星。連勝は7で止まり、阪神に首位タイに並ばれた。好調の打線は黒田を攻略しきれず、4試合連続2桁となる11安打を放ったものの2得点に終わり、連続初回得点も6試合で止まった。
真中監督は「打線は黒田を徐々に崩しつつあったが、六回の5失点で余裕を持って投げさせてしまった」とガックリ。杉村チーフ打撃コーチも「テクニックにやられた。カットボールはあまり投げてなかったようだが、外のスライダーにやられたね」と脱帽した。
黒田から二回に中前打を放った4番・畠山も「いつもそうだが、全ての球が勝負球にもカウント球にもなるので、狙い球を絞れなかった」と渋い表情。次はやり返すしかない。