中日21年ぶり8連敗、福谷また失敗…
「巨人5-4中日」(1日、東京ド)
わずか数分で起こった悲劇だった。来日初登板の中日・ネイラーがゲームをつくり、4番のルナが勝ち越し2ラン。田島、又吉、福谷の必勝リレーで連敗脱出のはずが…。最後の最後ですべてがぶち壊し。福谷がまた打たれた。
2点リードの九回、1死から代打・高橋由に四球を許すと、続く代打・立岡に中前打。橋本にも四球を許して1死満塁となると片岡に左前適時打。そして坂本の左越え二塁打で2者が生還し今季6度目のサヨナラ負けとなった。
8連敗は1994年8月以来、21年ぶり。「四球を出して甘いところに集まってしまいました。せっかく与えてもらったチャンスを踏みにじる形になって…。チームに申し訳ない」。今季4敗目を喫した福谷は顔色を失っていた。
谷繁監督兼選手は「何とか立ち直ってほしいという中でやってきたけど、もうそろそろ限界というか、そういうところにきている」と説明。森ヘッドコーチも「あしたはもういないから」と、2人とも福谷の今季初の2軍落ちを示唆した。