ソフトバンク内川V2ラン「いい一打」
「西武1-2ソフトバンク」(1日、西武ド)
4番の一振りで、試合が決まった。初回、2死二塁。ソフトバンク・内川が、野上の真っすぐを左中間席に運んだ。
「本当に、しばらくホームランを打ってなかったんで、打った瞬間に『ああ、こんな感触だったなぁ』と思いました」。6月11日の阪神戦以来となる8号は先制2ランで、チームはこの2点を守りきって勝利。「いい一打になりました」と喜びを爆発させた。
野上とは今季5度目の対戦。チームは過去4試合で1勝2敗、対戦防御率は2・49と、打ち崩せていなかった。実際、二回以降は無得点。先制の一発は大きな価値があった。
チームは12カード続けて負け越しがなく、貯金29。投打ともそれぞれが仕事をこなし、接戦にも強い。弱点は見当たらない。