西武ドラ1光成初星!高卒新人一番乗り

 「オリックス0-9西武」(9日、京セラ)

 初めてのヒーローインタビュー。「まだちょっと信じられないけど、本当にうれしい」。西武ドラフト1位・高橋光が、プロ2度目の先発で初勝利をつかみとった。

 高校2年だった13年夏の甲子園で前橋育英を初出場優勝に導いた18歳の右腕。プロ2戦目となったこの日は「持っている球の一番いい球で勝負しようと思った」と、前半は最速149キロの直球で押した。六回途中まで投げて1安打無失点。「よく投げられたと思う」と自画自賛。田辺監督も「粘り強く投げてくれたね」とたたえた。

 高卒新人の先発勝利は13年の日本ハム・大谷以来で、西武では05年涌井以来。今季は一番乗りだ。「誰よりも最初に勝ちたい」としていた目標も達成。それでも「スタートに立ったばかり。もっとチームに貢献したい」と先を見据えた。

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