巨人・原監督が早実・清宮にエール
高校野球の育成、指導に尽力した監督らをたたえる「育成功労賞表彰式」が15日、甲子園球場で行われた。三池工、東海大相模の両校で全国制覇を果たした故原貢氏らが表彰され、昨年死去した原氏の代理で長男の巨人・原辰徳監督(57)が出席した。
39年ぶりに高校野球が行われている甲子園のグラウンドに立った。「1年夏に入場行進したのが一番、記憶に残っています」と語り、東海大甲府と東海大相模が同日に登場したことから「原貢という監督は両校の監督にも強い影響を与えている。力んでしまう感じがする」と気をもんだ。
1試合目の途中から球場内でテレビ観戦し、自身と同じく1年夏から活躍する早実・清宮には「甲子園は登竜門。立派な社会人、野球人になってほしい」とエールを送った。