ソフトB松坂、右肩手術で今季絶望

 ソフトバンクの松坂大輔投手(34)が18日、関東地方の病院で右肩手術をしたことが明らかになった。球団が「鏡視下にて右肩関節関節唇および腱板(けんばん)クリーニング術、ベネット骨棘(こっきょく)切除術、後方関節包解離術を受けました」と発表した。退院後はリハビリを行い、復帰までに6カ月かかる見込みだ。

 昨オフに3年で年俸総額12億円プラス出来高払いの契約で入団。だが春先から右肩の不調を訴え、ここまでリハビリを続けてきた。今月も西戸崎室内練習場で強めのキャッチボールを行ったが、ブルペン投球再開のメドも立たず、球団との話し合いの上、手術を決断した。

 工藤監督は「手術をする前にいろいろ悩んだと思う」と、神妙な表情で話した。さらに「早く決断した方が切り替えも早くなる。来年不安がなくなって投げられるし、その方がいい。肩の手術が一概に長くかかるとは言えない」。右腕の決断に理解を示し、来季の復活に期待を込めた。

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