中島&ブランコ豪快連発でオリ逆転星
「オリックス2-1ソフトバンク」(19日、京セラ)
オリックスは、中島、ブランコの一振りで試合を決めた。
1点を追う四回、先頭の中島が中田の初球を右中間スタンドへ。チーム22イニングぶりの得点となる10号ソロ。続くブランコも初球をフルスイングし、バックスクリーン上の5階席に飛び込む特大5号ソロ。これが決勝弾となった。
6月24日の楽天戦(山形)以来のNBアベック弾。日本球界10年連続2桁本塁打の中島は「ええ感触でした。右方向への打球が、いい感じのバロメーター」と話した。
ブランコは前日、1軍復帰したばかり。「中島が打ったことがいいモチベーションになった。勝ち越しだし、今季ベストの一打」と振り返った。「これからこういう形を続けて、来年いい状態になるようにしたい」と表情に明るさが戻った。
福良監督代行は「4、5番が打つと違うね」と満足。瀬戸山球団本部長も「ブランコがこれからも打ち続けてくれれば」と期待を寄せた。