巨人3連敗…26日にも自力V消滅

 「ヤクルト5-2巨人」(25日、神宮)

 虎の背中がまた一歩遠のいた。巨人は三塁ベースコーチを交代させる“荒療治”の効果なく、痛恨の3連敗。首位・阪神とのゲーム差は「3」に開いた。26日にも自力優勝の可能性が消滅する危機に直面。原監督はスコアボードを眺めながら「得点のされ方が良くないね」と、ため息まじりに嘆いた。

 序盤で流れを失った。小山が1回2/3を3失点の背信投球。今季初黒星を喫した。内海の不調で先発ローテに組み込まれた右腕。疲労蓄積のため出場選手登録を外れたマイコラスの登板日を託されたが、荷が重すぎた。

 重い決断も、勝利には直結しなかった。8月に入り、致命的な走塁ミスが続出したことで、これまでの勝呂内野守備走塁コーチから、川相ヘッドコーチに三塁ベースコーチを交代。原監督は「チームとしての最善策」と説明。だが、六回までわずか1安打に抑えられ、流れは好転せず。「ベストを尽くします」と話した川相ヘッドコーチだが、この夜は見せ場がなかった。

 26日に阪神が勝つか引き分け、巨人が敗れると自力優勝の可能性が消滅する。原監督は複数の質問に「そうですね…」と繰り返すだけで、落胆の色を隠せず。原巨人に最大の正念場が訪れた。

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