ソフト中田6失点…工藤監督と反省会
「ソフトバンク1-11日本ハム」(28日、ヤフオク)
降板したソフトバンク・中田を隣に座らせた工藤監督は、試合中にもかかわらずベンチで反省会を開いた。5回を投げて今季ワーストタイの6失点。二回に2ラン、五回は満塁弾を浴びた右腕に、投手の先輩として身ぶり手ぶりを交えながら「熱弁」した。
「(五回の)ホームランは結果。一番いけないのは、中島に四球を与えたところ」
工藤監督が指摘したのは1点を追う五回、満塁弾を打たれた田中の前の打者、中島への四球だった。指揮官は「バッテリーで反省してほしい」と捕手の鶴岡にも注文を付けた。
直接対決3連戦の初戦に敗れ、日本ハムとのゲーム差は8・5。動じることはないが、内容の悪い黒星とあって工藤監督の言葉も重い。「ホームランに気を付けたい」と話していた中田も、ベンチの中で硬い表情のままだった。