ソフト松田激走!優勝M19に
「ソフトバンク5-4日本ハム」(29日、ヤフオク)
ソフトバンクが4点リードの八回、森、サファテの乱調で追い付かれた。それでも負けないところに、今季の強さがあった。「俺はホッとしてるよ。勝つのと負けるのでは全然違う」。工藤監督の言葉にも実感がこもっていた。
八回裏、1死満塁で松田の打球は遊撃への弱い内野ゴロ。6-4-3の併殺コースだったが、松田は間一髪で一塁に駆け込んだ。四回に28号2ランを放っていた6番打者は、決勝点を呼んだ激走を「世界陸上をやっているので、100メートルの決勝に出ているくらいの気持ちで走った」と冗談交じりに振り返った。
「きょうの勝利は大きい」とマツダは胸を張った。優勝へのマジックは19となった。