オリ金子 右肩違和感で降板…抹消へ
「楽天4-2オリックス」(1日、コボスタ)
またアクシデントだ。オリックス・金子が右肩違和感で四回途中で緊急降板。抹消して、精密検査を受けることになった。
1点リードの四回、ウィーラーと銀次の連続二塁打で同点に。続く藤田への初球、変化球を投げた直後にベンチへ合図を送り、マウンドを降りた。「ちょくちょく気になっていたが、投げない方がいいと思ったのは四回」と、立ち上がりから異常を感じていた。
前回登板の8月25日・楽天戦で7回無失点で7勝目を挙げたが、94球で降板。その時すでに右肩の違和感はあったという。しかし「調整している間に投げられるだろうという感覚」と、この日は中6日で予定通り登板。昨年11月に受けた右肘骨棘(こっきょく)除去手術の影響は「関係ない」と否定した。
高山投手コーチによると、違和感は右肩の後ろ。検査結果次第で今季絶望の可能性もある。福良監督代行は「何もなければいいが、痛いね」と唇をかんだ。エースの降板が響き5連敗。CSへの道はさらに険しくなった。