大野でも止まらん…中日ドロ沼5連敗
「中日2-3DeNA」(2日、ナゴド)
リーグ単独トップの12勝目を狙った中日・大野は8回3失点(自責2)で8敗目を喫した。結果だけを見れば十分な投球内容だが、打線の援護がない状況では一つ一つの失点が重くのしかかった。
二回に2死から3連打で先制点を与えると、六回にはルナの失策を契機に筒香、ロペスに連打を浴びて2失点。「先制、中押しと、簡単に取られては駄目ですね」と表情に落胆の色は濃かった。
勝ち頭の大野でも連敗を止められず、チームは今季のDeNA戦負け越しが決まった。谷繁監督は「(負け越しは)本意ではないが、いまから逆転はできない。一つでも返していきたい」と淡々と話した。泥沼の5連敗。底なし沼から抜け出せない。