中日・山井6回0封で連敗ストップ
「中日4-1DeNA」(3日・ナゴド)
1カ月ぶりの真っさらなマウンドは、中3日の短時間調整先発だった。そこで中日・山井がこれまでの悔しさをぶつけるピッチングを演じた。
六回2死満塁のピンチを一邪飛でしのいだ。バルディリスが悔しがるのを横目に、捕球したルナとタッチしてベンチへ下がった。6回で5安打、98球の無失点投球だった。
「最初から飛ばしていきました。中(継ぎ)に入ったのは『何か変えろよ』という意味があったと思います。(1カ月前までは)どっかが抜けていたと言うか、そういうのがあったんだと思います」
谷繁監督兼選手は「中(継ぎ)で投げた分、無駄な考えが取れたんだと思う」と分析。次回も先発か、と問われると「そうですね」と答えた。友利投手コーチは「ストレートの力強さが戻った」とたたえた。