ソフトバンク松田 32歳で初の30号

 「ソフトバンク7-0楽天」(5日、ヤフオク)

 遅咲きの大台だ。1-0の五回無死、ソフトバンク・松田がストレートを右中間テラス席に運んだ。「プロに入って30本打ちたいと思っていたから、とてもうれしい」。喜びを素直に言葉に換えた。

 プロ10年目、32歳での30本は決して早くはない。これまでの最多は11年の25本。故障に泣いた年も多かったが、今年は違う。「とにかく不注意でけがをしないように」と心掛けている。

 今年からヤフオクドームの外野にテラス席が設けられた。30本中、ヤフオクドームで20本。その半分の10本がテラス弾だ。昨年までの打撃の考えは「基本的にライナーやゴロ」だったが、今年は「外野フライを打つ」に。その延長上にホームランがある。

 観戦した孫正義オーナーも「マッチ(松田)の30本も出たし、素晴らしい試合だった」と7-0の快勝劇に酔いしれた。松田に負けじと柳田や内川らも快音を奏で、4日の逆転負けを引きずらない圧勝。この10年間で8度の負け越しと、9月以降を苦手にしているソフトバンクだが、今年は無縁のようだ。

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